今回は、「愛の不時着」に続く話題作「梨泰院クラス」を視聴しました。

「愛の不時着」とは、
また面白さのジャンルが違うけど、面白くハマりました。

主演のパク・ソジュンといえば、
ラブコメの神と呼ばれるぐらい、
ラブコメには欠かせない存在。

そんな彼が、復讐劇の主役になるなんて
おぉっ!ていう感じでした。

復讐劇なんだけど、
韓国ドラマ特有のドロドロ長々のタイプのドラマではなく、
ストーリーの展開も早く、飽きることなくどんどんハマっていきます。

パク・ソジュン演じるパク・ソロイの純粋でまっすぐで、
復讐という芯はブレないけれど、優しく仲間思いな部分があり、
ただの復讐劇ではない。

復讐を軸として、前向きに頑張るパク・ソロイに学ぶことも多く、
見ていて頑張る気持ちを奮いたたせてくれるドラマでした。

辛くどん底な気持ちな時に、
再起する気持ちを奮い立たせてくれる。

頑張りたい時にぴったりのドラマだと思います。

その中に愛もあるので、ぜひぜひ試聴してみて下さい。

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総合 ★★★★

物語が進むにつれて、気になって気になって。
どんどんハマっていきます。

序盤は、長家の会長の横暴ぶりにイライラ。

高校生のセロイは間違っていないのに、
権力に負けてセロイを守る大人がいないことに、
はぁ!?ってなりそうになります。

お父さんがセロイの行動に「誇りだ」っと言ったことが印象的で、
さすが、お父さん!だと思いました。
セロイのお父さんが本当に良い人!

お父さんが味方だったのが、セロイにとって救いだったし、
その一言がセロイの行動の軸になったし、物語の軸になったと思います。

「復讐」というより、
「見返す」とか「リベンジ」そんな言葉が似合うドラマかもしれません。

そして、物語の中で名言が、たくさんでてきて、心に響きます。

自分の信念で動くパク・セロイ。
しかし、その信念が時に大変な方へ導いてしまうこともある。

周りでみていると、ここは目をつぶって甘えて。。と思うこともあるが、
セロイは、
「今1回、最後に1回、もう1回
一瞬は楽になる だけど繰り返すうち人は変わる」

本当に納得でした。

1話1話に名言がでてくるんじゃないかと
思うぐらいたくさん心に響く言葉がでてきます。

何気に三角関係の恋愛模様も楽しめます。

純粋なパク・セロイの気持ちがどのように変化するのか。
どちらと落ち着くのか。
気になる展開になってます。

癒し度 ★★★

復讐を軸に話がまわっていくので、
一見、癒しがなさそうに見えますが、
私は、要所要所で癒されました。

復讐といっても見返し復讐で、セロイの信念は曲げない。
セロイの人間性がでてくるときには、たくさん癒されました。

純粋だし、仲間思いだし、基本的に優しい。
まっすぐで、芯があって、頑張り屋さん。

セロイが照れて頭を触る仕草も可愛い☆

セロイの仲間も、ぶれないし優しいし。

何か問題が起きた時にこそ
その人の本質がでてくると思う。
相手を思いやる心、判断、行動が何か起きた時にこそ見える。

その、何か起きた時のセロイの行動が素晴らしい!

人を思いやる心が見えた時には
見ているこちらも心が癒されます。

自分への言葉としてあてはめたりしちゃったりもして(笑)

そして、OSTが素晴らしい!
癒しとは違うかもだけど、
OSTの入り方と使い方がゾワゾワしました!

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笑い度 ★★

ゲラゲラ笑うというドラマではなく、
セロイの仲間との時間をほほ笑ましく思ったり、
長家との戦いで勝利した時の「よっしゃー!」
という嬉しい気持ちになったり。

心が笑顔になる部分はたくさんあったように思います。

セロイの純粋な心が時に辛く感じ、
時に心を癒してくれて
時に笑顔にさせてくれる。

コメディー的な笑いではなく、
心から湧き出る笑顔。「良かった」と思える、
笑顔がでる「笑い」はたくさんありました。

そういう意味での笑い度は★★★★ぐらいあったかもです!

本当に心がザワザワしたりハラハラしたり
どうなるの!?と思ったと思えば、
セロイの強さに頼もしく思ったり、癒されたり、
自分では考えられないような言葉がセロイから出てきたり。

本当にドラマを見ている間、色んな感情が引き出されました。

あと、セロイの初恋相手のクォン・ナラ演じるオ・スアが
セロイのことが好きなキム・ダヒ演じるチョ・イソに
歩み寄っている姿もほほ笑ましかったです。

イソの返しが、またイソらしくて良い。

キャラ1人1人が自分の芯をもっていて
ぶれないキャラ作りが面白かったですね。

キャスティング度 ★★★★

「ラブコメの神」パク・ソジュンの新たな一面が見れて
とても新鮮で、とても役にハマっていて最高でした!

「梨泰院クラス」でパク・ソジュンの
俳優の幅がまたひとつ広がった。そんな感じがしました。

パク・ソジュンの代表作が上書きされたような気がします。

チョ・イソ演じるキム・ダミは、私は今回が初めての作品でした。

今回の「梨泰院クラス」で女性新人賞を受賞したようなので、
これからどんどん活躍される期待の女優さん。

チョ・イソの役柄にすごくハマっていましたね。

韓国の役者さんの演技力って本当に素晴らしいな。と思います。

どんな役になっても、この役にはこの役者さんしか考えられない!
と感じるドラマがたくさんあります。
役者さんの演技に魅了させられることが多いです。

このドラマも、まさに個々のキャラクター、
個々の役者陣の演技力・ハマり具合が素晴らしかったと思います。

長家の会長チャン・デヒ役を演じたユ・ジェミョンは
まだ40代後半(2020年7月現在)。
圧巻の演技力だと思いました。
もっともっとお年を召された方だと思っていたので驚きでした。

私的にはチャン・グンスを演じたキム・ドンヒが
可愛くて注目どころです(笑)

イライラ・ハラハラ度 ★★★★★

長家の会長の横暴っぷりにもイライラしますが、
権力に負けて何も言えない周りにもイライラ。

自分が逆の立場になっても
同じことをしてしまうかも。。
なんだけど、客観的に見ているとイライラが募ります。

あと、やはりお金・権力があると
命や犯罪すら操作できる世の中にもイライラしました。

反対に、権力もお金も無い一般人は為す術なし。
泣き寝入りするしかない状況に悔しくもイライラします。

始まりのイライラから、セロイの頑張りによりハラハラに変わります。

このドラマを見て、イライラの先にハラハラという感情があるんだな。
と気づきましたね。

イライラは何もできなくて湧き出てきた感情。
ハラハラは、そこから立ち向かうチカラができた時に
努力が報われるか、成功するか?
どうなるのか!?という期待と心配からでてきた感情。

ハラハラは成功を祈って出てくる気持ちだと思うので、
物語の始まりはイライラが大きかったけど、
セロイの成長・仲間の成長と共にハラハラが大きくなってきます。

このハラハラがとても感情をかき立てられて面白いし、
セロイの下克上が見ていて気持ちがスッキリします。


~まとめ~

総合 ★★★★
癒し度 ★★★
キャスティング度 ★★★★
イライラ・ハラハラ度 ★★★★★

率直に「すごく面白かった」です。

主人公セロイどん底からの這い上がり、
信念、努力、ぶれない芯の強さと純粋を持ち合わせた最強の心。

「復讐劇」だけれど、直接相手に害を加えるのではなくて、
自分が相手より上に行く(土下座をさせる)という見返す復讐劇。

セロイの信念、言葉に心が動かされます。

本当なら、敵対する長家側のオ・スアやチャン・グンスを
セロイを筆頭に、セロイの仲間は受け入れていて、
長家側の人間ではななく、人として付き合っているのが
凄いと思ったし、「心が洗われるドラマ」と言われているのが納得です。

復讐を軸に話が進んでいく中に
家族・仲間・恋愛という愛が盛り込まれていて
「梨泰院クラス」の世界に見入ってしまいました。

土下座がキーワードになってきますが、
この、土下座が最終的に何を残すのか?
ここもきっちり描いてくれているので、心にしこりがのこりませんでした。

このドラマがすごく話題になったのは、
男性もハマってしまうドラマ。
という所ではないかと思います。

癒し最強の胸キュンラブストーリーではなく、
男性目線からも見ていて面白い。
と感じる要素たくさん詰まっている内容になっているのだと思います。

「心洗われるドラマ」ぜひぜひ視聴してみてください★

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