今回は、シン・セギョンとイム・シワン主演の
「それでも僕らは走り続ける」を視聴しました。

シン・セギョンの作品ということで、
これはぜひとも見ておかなくては!
と思い視聴しました~。

率直な感想としては
「メッセージ性のある、癒し要素多めのドラマ」でした。

シン・セギョン演じるオ・ミジュが恐れながらも権力に負けず
間違っていることにはきちんと否定できる性格で、
傷つきながらも優しさを持ち合わせていて見ていて気持ちいい。

イム・シワンは、癒しでした。

イム・シワン演じるキ・ソンギョムは議員の父と女優の母をもち
自分より周りのことを考えて行動する。

ミジュと出会い自分を大切にするということを助言され
自分の思いのままに歩み始める。

ソンギョムの独特の落ち着いたトーンやセリフが癒されます。

癒しの中に、「僕たちの人生の主人公は僕たちだ」
というメッセージが伝わってきました。

自分をだしたい人、我慢に慣れている人に見てもらいたいドラマです。

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総合 ★★★

陸上選手のキ・ソンギョムと翻訳家(通訳)のオ・ミジュという
正反対の職業で、性格も真逆な2人なのにすごくお似合いで
見ていて癒しのカップルでした。

誰かの息子、誰かの弟といわれることに慣れていて
周りの事を中心に物事を考えているソンギョムが
ミジュと出会い自分という意味を考え成長していく姿が印象的でした。

ソンギョムの話し方、考え方、表情、雰囲気すべてが癒されました。

疲れ果てている時にソンギョムの声を聴いていると本当に癒されます。

そして、少女時代のチェ・スヨン演じるソ・ダナが
スポーツエージェンシーの代表でとてもハッキリものを言う性格。

カン・テオが演じる美大生イ・ヨンファの絵に惹かれたダナと
絵を通じて交流が始まるが、ヨンファとダナの関係性も面白かった。

ダナがヨンファと知り合い素直になっていくのも、
ヨンファの愛嬌ある甘え上手なところも可愛かった。

また、ミジュとダナの関係性も見ていて面白かった。
ミジュもダナにサクサク思っていることを言うし、
ダナはそれが嬉しそう。

忖度なしに普通に接してくれることが嬉しいように思えたし、
ミジュもなんだかんだいいつつ受け入れていて
男女間の関係性も男性同士も女性同士も
みていて気持ちの良い関係性だった。

癒しと同時に、1人1人が自分を認めようとしているを感じたし、
皆自分のすべきことを全うしていて、
自分の仕事に対して真摯に向かっている姿も励まされました。

ソンギョムの議員父が欲を出しすぎて
大事なものを見失っているのがあからさまだったけど、
いつも女優優先の母がいざという時に出陣してかっこよかった。

母の愛情・姉の愛情があったからこそソンギョムは素直で純粋な子に
育ったんだな。と思いました。

恋愛観や家族間の問題、そして、問題提議をしても
上層部の圧力や考えで正しいことが曲げられる理不尽な世界があるということ。

本当にありそうな闇の部分にもスポットがあたっていて
興味深かったです。

癒しももらえたし、みんな納得の仕事をするために努力と莫大な時間をかけているんだと学び、
自分が当たり前だと思っていることが他の人からみたら当たり前ではないこと。

メッセージ性のあるドラマだったな。と思いました。

癒し度 ★★★★

ソンギョムの癒しは冒頭からお伝えしてきましたが、
物語の雰囲気が癒しオーラが出ていました。

ミジュもハキハキ言うこと言うし面白いんだけど、
ドラマの雰囲気とミジュのハキハキ言葉が傷つく言葉ではなく、
忖度のない言葉で、ハッキリ言うけど嫌味はなくて、行動は優しい。

ハッキリ物事を言うけど、下品じゃないし、うるさい感じではないので
ドラマ全体がすごく雰囲気がよく見える。
映画のような雰囲気を感じましたね。

ダナもミジュと関わるようになって
楽しそうで、居心地がよさそうで素直になってくる。
ツンツンしていたダナがツンデレになっていくのが可愛かった。

癒しが欲しい時にもう1度みたら
もっと癒し要素が出てくるんじゃないかな。と思うぐらい
癒し要素がたくさん詰まったドラマだと思います。

笑い度 ★★

まず、知り合った時のミジュとソンギョムのかみ合わないこと。
なんか見ていて笑えましたね。
ケラケラではなくほっこり笑う感じ。

基本、ミジュがダナにはハッキリものをいうんだけど
見ていて嫌な気持ちにならず関係性が面白かった。

そして、普通にケラケラ笑う場面もありました。

癒しもだけど、ドラマを見て笑えるのは
本当にありがたい時間だと思っています。

精神的に元気をもらえるし、癒しパワーで心が潤います。

ほほ笑ましい笑い、ケラケラ笑う笑い、
ニヤッと笑顔になってしまう笑い。

いろんな笑いが入っていたドラマだと思います。

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キャスティング度 ★★★★

イム・シワン(ZE:A) → キ・ソンギョム役(陸上短距離走代表選手)
シン・セギョン → オ・ミジュ(映画翻訳家)
カン・テオ(5urprise) → イ・ヨンファ(美大生)
チェ・スヨン(少女時代) → ソ・ダナ(スポーツエージェンシー代表)
イ・ボンリョ → パク・メイ(映画配給会社代表)
イ・ジョンハ → キム・ウシク(陸上選手)

シン・セギョンの作品ということで見たい!と視聴開始しましたが、
イム・シワンの雰囲気に完全にのみこまれました(笑)

イム・シワンは2010年にデビューしたZE:A(ゼア)というグループに所属していて、
現在は個々の活動をしていて、事務所もそれぞれ違うようですが、
解散という発表はしていない。とのことです。(2021.02現在)

ZE:Aは、2011年リリースの「Watch Out!!!」は当時よく聴いていたのですが、
メンバー個々としてはよく知らず、今回イム・シワンがZE:Aのメンバーだったと知り
ZE:Aの楽曲を見返してみました。

懐かしいとともに、なんとなく記憶が蘇ってきました(笑)
当時から、イム・シワンはメンバーに演技が上手いと褒められていました。
こうやって、主演を演じ、癒しパワーを与えられる俳優さんになっているなんて
感慨深いです。

シン・セギョンはさすがな演技でしたね。
可愛いし、違和感のない演技だし、品を落とさず庶民を演じられる。

シン・セギョンの作品は、「新米史官 ク・ヘリョン」ぶりだったのですが、
ク・ヘリョンには及ばずだったのですが、
今回のドラマも良くてハズレなしです。
(「新米史官 ク・ヘリョン」についてはこちら

このドラマを見ている間、本当に2人に癒されました。

イ・ヨンファ役のカン・テオが良いキャラしてました。
人懐っこくて、男女問わず仲良くなれて、
代表にも物怖じせずに発言するし。

カン・テオは事務所の俳優グループ「5urprise(サプライズ)」のメンバー。
俳優グループとうのがあるのに驚きました。

少女時代のチェ・スヨンもツンデレが可愛かった~。

この4人だけフィーチャーしてもかなり豪華なキャスティング。

4人以外にも、ソンギョムの母役にチャ・ファヨン
ソンギョムの父役にパク・ヨンギュなど
ベテラン勢も豪華な顔ぶれでした。

演技に違和感がないから物語に集中できました~。

イライラ度 ★★

なんといっても、権力をもっている人の圧力ですね。

陸上部の上層部や議員であるソンギョムの父など
権力とお金ををもった人の自分優先の思考。

ソンギョムもその壁に何度もぶつかっていて
子供を所有物だと思っている父には声が届かなくて
歯がゆい思いをしました。

お金持ちあるあるなんだろうけど
庶民の私には、理解しがたい感情でした。

ソンギョムの場合は母と姉の愛情が伝わっていたのと
根っからの素直な性格が捻くれた性格ではなく忍耐という
方向に進んでいいたんだろうな。と感じました。

権力・圧力・お金で解決。

このあたりはどこででも起こりうるブラックな部分なんだろうな。と思います。


~まとめ~

総合 ★★★
癒し度 ★★★★
笑い度 ★★
キャスティング度 ★★★
イライラ度 ★★

「僕たちの人生の主人公は僕たちだ」というメッセージが伝わってきて
「自分」というのを出していいんだ。というところから始まって、
成長していく姿が印象的でした。

イム・シワンとシン・セギョンカップルが嫌味が無くて、
各個人1人ずつのシーンでも癒されるし、2人一緒のシーンでも癒されるし、
癒されてばかりのドラマでした。

ソンギョムはお金持ちなのに嫌味がなくて、
本来ならお金持ちの息子だとお金持ち感がでるんだけど
それがまったくない。
優しさが溢れていましたね。

ミジュも誰に対しても自分の意見を言えて、
でも過去の傷を背負っていて恐れながらも
頑張って意見を伝えている感じがして、勇気をもらえました。

陸上選手と翻訳家ということで
真逆の職業なのにお互いを理解し歩み寄っている場面が良かった。

ソンギョム・ミジュ・ヨンファ・ダナ
4人の成長がどんどん伝わってくるので、
自分を変えたい・変わりたいという方にオススメのドラマです。

ぜひ、視聴してみてください。

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